全世界経済新聞

今日よりも良い明日を作るため、意見します。

無理のない少子化対策 その1

子どもがほしい

 

〈希望する人数の子どもを産み育てられる社会〉

があるべき姿であると考えます。

 

ここに到達できれば各個人は満足できますし、また社会としても子どもが増えることで少子化対策になります。

 

それでは、ネックは何でしょうか。社会制度や情報不足等多岐にわたります。従いまして、これから何回かに分け、テーマごとに意見を述べたいと思います。

 

子どもはどんな生き物か

 

私のような、いわゆる特徴のない普通の人、何となく社会のレールに乗っかっている人、大多数の人というのは、子どもと接する機会が極めて少ない。高校生になったあたりから、小学生以下との接点はほぼない。乳幼児など、全くない。

 

また、大人になると接しづらい。特に男性である私はそうでしたが、子どもへの性犯罪のニュースが多いせいか、子どもにはなるべく関わりたくないと思っていた。

 

子どもがどういう生き物かわからずに、子どもを早く授かりたいという気持ちにはならない。結婚しても、お金をいいわけに、先延ばししてしまう。

 

出産適齢期とは

大学を卒業、就職、結婚して、子ども、うーん、もう少し働いてからにしよう。結局一人目の出産が30歳になってから、というのが当たり前の世の中です。

 

しかし、遅すぎます。本来は、20代で産むのが自然なはずです。今還暦を迎えている女性や、その母親は何歳の時に出産されたのでしょうか。20代が大多数を占めているはずです。高校だ、大学だ、仕事だ、社会の仕組みが変わったからといって、女性の体は変わりません。

 

小・中・高・大において、保育園・幼稚園での実地学習を必須とする

小・中・高・大において、保育園や幼稚園での実地学習を必須としましょう。

乳幼児と接することで、子どもがどんな生き物か理解することができます。

きっと、子どもを持ちたくない、もしくはいつかほしいという自分の気持ちがわかると思います。

また、座学で女性の出産適齢期が20代であることや、不妊で苦しんでいる方の事例を紹介します。さらに、子どもを持つとどのように生活環境が変わるのか、プラス面のみならずマイナス面も含め、示します。

 

何となく先延ばしにしてしまうことを防ぐために、情報を得た上で自分の気持ちを確かめることが大切だと思います。