全世界経済新聞

今日よりも良い明日を作るため、意見します。

【意見】 嫌煙家に告ぐ

嫌煙家というものは存在しない。たばこの煙が嫌いな人に名前をつけてしまったようですが、ごく当たり前の感覚を持つ人を指してわざわざ名前をつけません。

 

例えば、腐った生ゴミのにおいが嫌いな人を、「嫌腐臭家」とはいいません。

体に悪くて、かつ臭いものは、ほとんどの人が嫌いです。だから、名前をつける必要がないし、つける意味がない。夕食を食べる人を「夕食人間」とはいいません。

 

「愛煙家」、これはよく考えたと思います。

たばこを嗜む、大人だそうだ。

一般人から見ると、薬物に溺れた中毒者でしかないのですが・・・。

 

ただ、会社に行きたいだけなのに、ただ、散歩しているだけなのに、路上で煙をまき散らす輩が邪魔をします。一般人は肩身がせまい。

 

 

●歴史を紐解くと、嗜好品の「常識」レベルが変遷していることがわかります。

 

いま90代以上の人は、戦時中、ヒロポンをやるやらないが個人の自由だった。

 

いま50代以上の人は、昭和時代たばこを吸うのが当たり前だった。

 

いま30代以上の人は、平成時代酒を飲むのが当たり前だった。

 

いま20代の人は、酒を飲むのは少数派。

 

 

●現在3つの嗜好品は以下の状況です。

・皆覚醒剤やらない(法律で禁止)

・ほとんどの人はたばこ吸わない(喫煙率16.7%)

・ほとんどの人は酒を飲まない(飲酒率20.8%)

 

個人的には、ルールやマナーを守っていれば、嗜好品を愛することは個人の自由だと思います。

一方、人が通る路上で喫煙するとか、飲酒運転をするとか、そういった逸脱行為をする人がいなくなればいいと思います。人にたばこの煙を吸わせる権利や、人の命を奪う権利は誰にもないのですから。