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【書評】コロナと女性の貧困 (大和書房)

【書評】コロナと女性の貧困 (大和書房)  著者:樋田 敦子

 

女性に焦点を当て、数多くの取材により現実をあぶりだしたルポ。

たった一つの不運から苦境に陥る女性の姿を知り、胸が痛む。

こうすればいいのではないか、という点もあるが、そもそも目の前のことに精いっぱいで冷静に考える余裕をなくしていると思われ、読んでいてつらい。

 

星3つ★★★ 読む価値あり

様々な境遇で苦しんでいる女性を知ることができるという点で、読む価値あり。考えさせられます。また、大変難しい取材だったと思います。

一方、やや結論が短絡的と思われる箇所もあり、読む人により受け止め方は異なると感じます。