全世界経済新聞

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【意見】産休・育休中のリスキリングについて

「育休中のリスキリング」発言 野党が岸田首相を批判: 日本経済新聞 (nikkei.com)

 

野党はいつもギャアギャアうるさい。

大げさに反対意見を言えば有権者が振り向くだろうと思って、いつも中身のないことをギャアギャアわめく。

 

でも今回は珍しく(?)、私も同意した。

 

★私の意見:今回の首相発言は不適切

 

少し時間軸を前に戻し、産休から考えてみよう。

 

産休とは、出産前後数週間です。出産前はいわゆる安定期であり、体調は比較的安定している人が多いです。しかしながら、体調はコントロールできません。そのような中、出産後の計画を立てます。具体的には、家事の分担・人繰りや、部屋の使い方・必要なモノの準備等です。

 

また、出産はおそらく不安なことですが、初産であればなおさらでしょう。そのような中、リスキリングを推奨されるというのは、常識的にはないでしょう。

ただ、体調が安定していて、時間が取れれば誰でも自発的にやります。それをいちいちお上が言うから、反発が起こる。

 

次に、育休です。子育てという仕事に専念する時期です。家事もやらなければいけないのですが、子どもは思い通りになりません。子どもによってかなり個人差はあるのですが、親の睡眠時間を削られるのは当然です。

この時期にリスキリングですか。子育てが初めてではなく、子どもがすぐ寝てくれたり従順であれば、できないことはありません。できるなら、自発的に勉強します。

 

個人的な経験で言えば、私の時代育休はとれませんでしたが、仕事・家事・育児で目が回っていました。リスキリングどころか、読書もできず、好きなサッカーすら観られない状況でした。子どもが2歳になるまでは、キャリア面でのスキルアップに割く時間はないです。

 

子どもが乳児の間は、仕事・家事・育児以外に時間を取ることは不可能です。

スキルアップは出産前できるだけやり、また子どもが幼児になってから再びやりましょう。