全世界経済新聞

今日よりも良い明日を作るため、意見します。

【意見】小売・飲食業における人手不足への対応事例

このご時世、とにかく人手不足です。

以前は、「外国人に仕事を奪われるので、どうにかして。」という意見も聞かれましたが、最近そんな声は全く聞かなくなりました。

(イギリスはこの意見に押され、まさかのEU離脱しましたね。)

 

対策としては、

①人がやっていた仕事をお客さんや機械にやってもらう

②その業務そのものをなくす

このあたりがやりやすいです。

 

①について

・セルフレジの導入

 ユニクロダイソー西友等多くの小売店で見られます。操作が不慣れな人向けに、レジ5~6台に1人くらいの割合で店員がおり、少ない人員で対応できます。

 

・配膳ロボットの導入

 ファミレスでよく見かけるようになりました。特にラーメン等汁物の扱いが抜群で、人よりもクオリティが上がっていると思います。

 

②について

・オーケーの3%引きシール

 オーケーでは品出しの際、すでに陳列されている商品と品出しする商品の賞味期限が異なっていた場合、古いものに3%引きシールが貼られることになっています。

品出しの際一つ一つ手にとり、これは3/13、これとこれは3/14、新しく追加するものは3/21だから、これとこれを一番前に出して・・・という作業がなくなります。

賞味期限が迫っていなくても割引されることになりますが、管理にかかる店員の負担と人件費を勘案すると、この仕組みが良いということになったのでしょう。

 

【その他】

ルフレジにタッチパネル、ロボット、特に年配者にとって新しい仕組みには抵抗感が生まれますが、もう市民権を得ているのではないかと思います。経済性を勘案したうえ、積極的に導入する時期だと思います。

 

一つ気になるのが、コンビニのセルフレジ利用者の少なさです。

有人レジに行列ができていても、セルフはがら空きという状態が散見されます。有人でも手早いので、セルフはなかなか浸透しないようです。

ルフレジ利用促進のため、例えばポイントをつけるとか、抽選で飲み物が当たるとか、何かちょっとしたインセンティブをつければ普及していくのではないでしょうか。

決して操作が難しい訳ではなく、他の店では使っているのですから。

 

人口はどんどん減っていきますが、テクノロジーの力を使って便利な生活を維持できたらいいと思います。